日本は第3の「失われた10年」を迎えるのか

日本は第3の「失われた10年」を迎えるのか。 世界は盤面のようである。頂点に立った日本と日本企業は「教師」的存在の米国の罠にはまった。『プラザ合意』はバブルを崩壊させ、日本企業は1986年から1995年にかけて「失われた10年」という苦しい時期に突入した…

タグ: 失われた10年 日本経済 日本社会 日本復興 日本企業 金融危機 三井物産 トヨタ ソニー     

発信時間: 2012-02-07 16:51:18 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

形を変えた独占奨励の措置は、一時日本の国民の間で不満が持ち上がったが、世界の市場競争の点から言うと、豊富な資金を持ち能力のある財閥は激しい競争の中でも能力を発揮でき、欧米市場でも幅広く業務を展開できる。ソニー、トヨタ、三菱、三井物産なども世界で知名度を上げ、その勢いは今に至る。例を挙げると、1920~60年代のトヨタの総資産はゼネラルモーターズのわずか2~3%だったが、21世紀には米自動車市場のトップに立った。リコール問題の発生から2年が経った2011年になって、日本はトップの座を退いた。

日本国内では当時、大型財閥の保護と円高が1980年代の日本企業の急成長につながったと見られていた。三菱地所は1989年、米国のランドマークの一つであるロックフェラーセンターのビル14棟を13億7300万ドルで買収し、米国人を驚かせた。

 

     1   2   3   4   5    


iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。