昨年第3四半期以降、PPIは下落を続けている。前年同期比ベースでみると、PPIの伸び率は6ヶ月連続で下落、一方、前月比ベースでは4ヶ月連続でマイナス成長となっている。アナリストは、今後もPPIは下落を続けると予測した。
中信証券の諸建芳チーフアナリストは2月のPPIについて、「前年同期比、前月比ともに0%台となる。3月と4月はマイナス成長になる可能性もある」との見方を示した。
PPIの下落は、インフレ圧力を緩和させる。しかし同時に、需要が低下し、経済が鈍化する危険性があることにも注意が必要である。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年2月10日