中国国家統計局が9日に発表したデータによると、1月の消費者物価指数(CPI)は前年同期比4.5%増だった。上昇幅は2011年12月より0.4%拡大、5カ月続いた下落傾向に終止符を打った。春節期間に食品価格が大幅に値上りしたことが主な原因だと見られる。
このうち、食品価格は前年同期比10.5%増で、CPI全体を約3.29%上昇させた。非食品価格は前年同期比1.8%増だった。
内訳をみると、穀物類は6.1%上昇、CPI全体を約0.17%上昇させた。肉類は18.7%上昇、CPI全体を1.28%上昇させた。そのうち、豚肉価格は25.0%上昇、CPI全体を0.75%上昇させた。野菜類は23.0%上昇、CPI全体を約0.67%上昇させた。