中国国家統計局中国経済景気監測センターが100名の経済学者を対象に行った調査に基づいて発表したデーターによると、2011年第4四半期(10~12月期)の経済学者信頼感指数4(採点範囲は1~9の間)で、第3四半期に比べ0.55ポイント下降した。経済専門家の6割が2012年のGDP成長率が8.5~9%となると予想している。
今年に入ってから、経済成長のスピードは緩やかになっている。調査結果によると、中国の経済が落ち込む可能性は少しずつ低くなっていると言えるが、油断はできないとしている。
2012年のGDP成長率が8.5-9%ほどに達すると予想した経済専門家は61%で、「9%を上回る」が9%、「8.5%を下回る」が23%だった。「8%を下回る」と予想したのはたった1%だった。2012年の経済学者100人による成長率予想の中央値は8.7%で、第3四半期を0.2ポイント下回った。