中国、PPI低下も輸入インフレへの警戒が必要

中国、PPI低下も輸入インフレへの警戒が必要。

タグ: 中国PPI低下

発信時間: 2012-02-10 14:07:53 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

国家統計局が9日発表した最新の統計によると、中国の1月のPPIは前年同期比0.7%増、伸び率は6か月連続で低下し、26か月ぶりの最低水準となった。PPIの下落によりインフレ圧力が緩和すると見られている。

一方で、方正証券の湯云飛チーフアナリストはインタビューで、「アメリカ経済は上向きだが、今後も量的緩和策を実施する可能性は高い。今後2ヶ月間で量的緩和第3弾(QE3)を打ち出す可能性は低いが、年内に実施する可能性は否定できない」との見解を示した。量的緩和が実施されれば、世界の大口商品価格が上昇する。中国は石油など大口商品への依存度が高く、輸入インフレが再び発生するおそれがある。

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