日本の内閣府が13日発表したデータによると、昨年第4四半期(10-12月)の日本の国内総生産(GDP)が前期比0.6%減、年率換算で2.3%減となり、専門家の予想を1.3%下回った。また、2011年の年間GDPは、物価変動を除いた実質で506兆8333億円となり、前年比で0.9%減少し、2009年以来2年ぶりのマイナスとなった。生活実感に近い名目GDPは0.8%減、年率で3.1減だった。
為替レートに即して計算すると、日本の2011年GDPは6兆5300億米ドル、一方中国は7兆2900億米ドルで、その差は約1兆米ドルとなる。
海外メディアは上記のデータに対し、日本は昨年の東日本大震災後、復興が後押しし、経済は一時的に回復したものの、再び低迷したと見ている。
日本の貿易統計データも示しているように、2011年の貿易収支は2兆4927億円の赤字となった。輸出額は前年比2.7%減で、主力製品である自動車が10.6%減、半導体など電子部品が14.2%減と大きく落ち込んだ。