1月の消費者物価指数(CPI)は前年同期比4.5%増と昨年下半期以降続いていた鈍化傾向に終止符を打った。国家発展改革委員会価格司の周望軍副司長は13日、今後のCPI動向について独自の見解を示した。
周副司長は、CPIが4.5%上昇と市場の予測を上回ったことについて、「タイムラグ要因によるものが3%、春節(旧正月)や元旦など祝日の影響も寄与した」との見方を示した。そのほか、春節期間中に寒い日が続き、一部の地域で大雨や大雪が降ったことで、農産物の輸送や流通に影響が出たことも物価を押し上げた要因であるとした。