中国財政部によると、2011年の資源税収入は598億8700万元と前年より43.4%増加した。伸び率は前年より19.9%上昇。これにより、税収全体に占める資源税の割合は0.7%となった。
資源税は資源製品の販売量、使用量、販売額に応じて課税される。
資源税が急増した主要な原因としては次の2点があげられる。
一つは、中国のエネルギー資源と鉱産物の採掘量・販売量が2011年も増加したことである。1-11月、中国の粗炭生産量は11.6%増、原油の生産量は0.6%増、天然ガスの生産量は7.1%増、原塩の生産量は11.1%増、鉄鉱石の生産量は27.4%増、非鉄金属10種の生産量は10.3%だった。