フランスの投資ファンドA Capitalが14日に公表した調査報告によると、欧州債務危機の深刻化に伴い、中国は欧州への投資ペースを速めていることがわかった。2011年の中国の欧州に対する投資額は100億ドルに達し、中国の欧州企業M&A額が海外M&A・投資総額に占める割合は34%に上り、対アジアの27%と対北米の21%を大きく上回った。フランスのニュースサイトBoursier.comが2月14日に伝えた。
報道によると、2011年、欧州は初めて中国の最大の海外投資先となった。資源商品は中国の最大の投資分野ではなくなっている。