「春節の前から準備を始めているが、結果があまり出ておらず、まだ半分足りない。」と徐氏は話す。労働者が長蛇の列を作って集まってくるというような事は、もはや過去の遺物だ。今は他の企業と人材を奪い合う時代だ。毎年、卒業の時期が来ると、技術専門学校はどこでも、人材争奪戦が繰り広げられているのだという。
内陸部で「従業員不足」に苦しんでいる企業は、武漢愛機汽車配件有限公司だけではない。
武漢電信器件(部品)は中米の合資企業であるが、今年は700名の工場従業員を補充しなければならないが、未だに40名しか集まっていないという。「今年の従業員集めは特に困難で、企業間の奪い合いもますます過激化している。工場の従業員を希望するものは益々減っているようだ」と人材採用の責任者は話す。