ファーンボローに向かって飛行するパキスタン空軍所有の戦闘機「梟竜」
中国航空技術進出口総公司の責任者の馬志平氏は14日、シンガポール航空ショー2012で、中国が5年内にパキスタンと共同開発した戦闘機「JF-17」(梟竜)を大量輸出する方針であることを明らかにした。イギリスの週刊誌「ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー」ネット版が伝えた。
馬志平氏によると、中国は向こう5年で、中東とアフリカの国にこの多用途戦闘機を300機販売する計画。中国とパキスタンが共同開発した同戦闘機の販売価格は、類似の能力を備える西側やロシアが生産した戦闘機よりはるかに安い。