「JF-17」の販売価格は約3000万ドルだが、これと似た性能を持つボーイング社の戦闘機F-15(サイレントイーグル)は約1億ドルに上る。
中国航空技術進出口総公司は、双発軽爆撃機L-15の販路開拓に自信を見せている。そのほか、上級練習機としての生産と販売も進めていくという。馬志平氏は、「すでに6カ国がL-15のテストを行い、年内に海外に初輸出される見込み。同社は今年、外国と契約を結ぶだろう」との見通しを示した。
また報道は、萌芽期にある中国の無人機産業は海外の取引相手を探しており、中国航空技術進出口総公司はシンガポール航空ショーに中高度長時間滞空型の無人機「翼竜」を出展したことを伝えた。馬志平氏によると、2009年に輸出を許可された同型機は、中国人民解放軍で使用されている。また、予算に限りのあるアフリカや中東の国など「伝統的な取引先」も「翼竜」に興味を示している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年2月22日