【新華社北京2月21日】国際航空運送協会(IATA)のタイラー事務総長はこのほどシンガポールで開かれた航空見本市のイベントサミットで、中国人の年間の飛行機利用回数が1人当たり0.2回と、米国人の1.8回を大きく下回る水準にあると指摘した。その上で、中国人の平均年収は1万5000米ドルに達しており、この所得レベルであれば1人当たり年間平均1回の利用水準にあるべきだとして、中国市場に高いポテンシャルがあることを明かした。20日付の中国証券報が伝えた。
タイラー事務総長は、2015年には世界の飛行機利用者数が延べ35億5000万人と2010年比で8億7700万人増え、うち中国人で2億2200万人増えるとの見通しも示した。