あるメディアはこのほど、中国の石油会社ペトロチャイナ(中国石油)がドバイの自由経済区に20万平方メートルの工業団地を建設する計画を立てていると報じた。
アナリストはこの情報について、「信ぴょう性は高い」との見解を示した。中東諸国は主要原油産地である。2010年、中国が原油を輸入した上位10位の国のうち、5ヶ国が中東諸国、スーダンやリビアも中東に隣接している。また、メディアによると、ペトロチャイナは中東での取引を増加させており、これまでにも南スーダンの石油当局やアブダビの石油会社と石油関連の協議を締結した。
ペルシャ湾岸に位置するドバイは取引が盛んで、良好な港湾資源とインド洋まで伸びるアブダビパイプラインを有している。これらの要素も物流センターにとって魅力的である。ペトロチャイナは2010年にも、中東の商社と接触し、ドバイにエネルギー取引拠点を建設する機会をうかがっていると報じられた。