年に1度開催される世界最大の携帯電話展示会「MWC 2012」が27日、バルセロナで開幕した。今回のMWCは、「モバイル通信の再定義」をテーマとする。中国からはチャイナ・モバイル、チャイナ・ユニコム、華為(Huawei)、中興通訊(ZTE)、HTC、TCL、酷派(Coolpad)等の企業が参加した。新京報が報じた。
同展示会では新製品が数多く発表された。華為は世界最速を謳うクアッドコアスマホ「The Ascend D quad」と「Ascend D quad XL」を発表した。HTCも高級市場からローエンド市場までをカバーする最新スマホ「One X」、「One S」、「One V」を発表した。ノキアは4100万画素のSymbianスマホ「808 PureView」、4機種目の「Windows Phone Lumia 610」、さらに一般的な携帯電話を3機種発表した。サムスンは次世代スマホ「Galaxy S III」を発表しなかったが、10.1インチの「Galaxy Note」で注目を集めた。
エリクソンとの提携を解消したソニーは「ソニーモバイルコミュニケーションズ」を設立した。ソニーは同展示会で、自社ブランドのスマホ「Xperia P」、「Xperia U」を発表した。ソニー新CEOの平井一夫氏は、「バルセロナで重要な情報を伝える。その情報とは、ソニーがスマホ業務を再開することだ」と語った。
「人民網日本語版」2012年2月28日