2、インフラ施設が完備していること。東営市は中国渤海経済圏と黄河デルタ地帯の中心に位置して、中原経済区と東北経済区の交差点であり、京津唐経済区と胶东半島経済区を連結する重要な通路でもある。交通施設は日々に完備化され、市内の開通した高級道路の里程は8003キロメートルに達した。市内で「半時間経済圏」が実現した。栄乌高速、東青高速と東営港高速はすでに国家高速道路綱に編入し、済南、青島までは2時間、北京、天津まではそれぞれ3.5時間、2.5時間かかる。淄東鉄道は胶済、京九、京沪など重要な幹線に繋がられ、また、黄大鉄道、徳大鉄道などの建設が進むに連れて、鉄道交通も日々に完備化されている。東営港は国家レベルの対外開放港口で、総合的大港に向け建設されている。東営空港は今現在は北京、上海、重慶、大連という四つの航路があるが、今年、4D級に改造するプロジェクトは全面的に竣工し、成都、深圳、韓国への航路を開通する予定で、区域性支線国際空港に向けて建設する。
3、産業の基盤はしっかりしている。東営は典型的な石油資源型都市として、長年来、石油関連工業を着実に発展すると同時、別の分野の産業の発展にも大いに力をいれ、地方経済の実力が急速に成長し、経済構造の最適化に大きな成果が見られた。ハイテク産業と先端製造業大いに発展させ、電子産業、自動車と自動車部品、石油装備、新エネルギーと設備、新素材等という五大産業の枠組みが初歩的に構築した。そのなかで、石油装備産業の生産能力は全国同産業の三分の一を占め、東営は中国最大の石油装備製造基地である。また、化工、製紙、紡績、タイヤ等伝統産業も絶えずに成長している。
4、人材力と科学技術力を持つこと。勝利油田、中国石油大学には一群の科学技術研究機構と高級人材が集まっている。東営市には各分野の専門人材は12.2万人も擁し、その中で、中級職業資格を持つのは4万人で、その比率は山東省平均水準より高いほうである。東営市はすでに200以上の大学、研究所と科学技術合作関係を結んだ。
全市で、国家大学科学技術パークを一ヶ所、国家創業中心を四ヶ所、省級ハイテク区と省級創業中心をそれぞれ一ヶ所を設置した。黄河デルタ地帯持続可能な発展研究院、大学科学技術パーク「生態谷」等科学技術創造革新・創業プラットフォームの建設は企画中である。国の新たな認定条件によると、全市のハイテク企業が56社あり、黄河デルタ地帯の52%を占める。「十一五」以来、全市で市レベル以上の科学技術創造革新プログラムを688項実施した。東営は8年連続で全国科学技術先進市の名誉を獲得し、国家技術創造革新プロジェクトモデル都市、国家知的財産モデル都市、国家持続可能な発展テスト区等の称号を次々に獲得した。2009年の中国都市創造革新報告によると、東営市は全国地級市の中、創造革新能力総合テストで第29位にランクされた。