長年途絶えていた長崎県と上海市を結ぶ定期貨客船が29日に復活し、新時代の中日交流に新たな架け橋を築いた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
「長崎-上海」航路復航出港式典が同日夜、長崎港松が枝国際ターミナルで催された。中日両国観光客200人以上が貨客船「オーシャン・ローズ」に搭乗し、復航初便を見届ける幸運な乗客となった。「長崎-上海」海上航路の復活は、中日間で乗客をメインとする定期船のひさびさの就航となる。
中国駐長崎総領事館の李文亮・総領事は取材に対し、「中国経済の持続的高速成長に伴い、中日間の人の交流、経済貿易は不断に記録を更新しており、このような背景の下、『長崎-上海』海上航路の復活は、日中交流の一本の重要な絆、そしてスピーディーな往来を必ず拡大するでしょう」と述べた。