ソニーとキヤノンは中国市場で先週末、Wi-Fi対応のデジカメを同時に発売した。中国市場で同類製品が発売されるのはこれが初となる。京華時報が報じた。
ソニーは今回、Wi-Fi対応の「TX300」を含む、15種の「Cyber-shot(サイバーショット)」を発売した。キヤノンはデジタル一眼レフの「EOS5DMarkIII」を含む、11種のデジカメ新製品を発売した。
「IXUS510HS」と「IXUS240HS」はWi-Fi機能を搭載した。これらのデジカメは、撮影した画像をスマートフォン、パソコン、その他のWi-Fi機能を持つ電子製品にワイヤレス伝送できる。またWi-Fi対応のデジカメ間で、画像や動画を交換することができる。キヤノン中国の小澤秀樹社長は、「中国市場における今年のテーマを『色彩』の二文字とし、業績30%増を目指す」と語った。
「人民網日本語版」2012年3月5日