中国経済のモデル転換に対し、海外メディアの多くは懸念を表明したが、全体としては楽観的な見方を保っている。
「ニューヨーク・タイムズ」によると、今はまだ中国政府がこの承諾を達成し、消費ニーズを経済成長の動力にすることができるかどうかは確定できない。経済のモデル転換は初めて打ち出されたわけではないが、これまでずっと大きな力に阻まれてきたという。同紙は中国経済の見通しに引き続き楽観的な見方を示し、「多くの経済学者が中国地方政府の債務の問題や不動産市場のバブルの問題にこれまでずっと懸念を抱いてきたが、温総理はこの2つの問題はコントロールされつつあると述べた。国の全体的な情勢に対する温総理の判断は、人々に信頼感を抱かせるものだ」としている。
またロイター社は「S&P500は年初から現在までで累計8.5%上昇した。投資家が米国経済の復興に期待し、欧州の債務危機は制御されると考え、また中国が当面の経済周期の中で硬着陸を避けうるとみなしたからだ」としている。(編集KS)
「人民網日本語版」2012年3月7日