中国鉄道部の盛光祖部長は7日午前、湖南省代表団の審議に出席した。3時間に及ぶ会議の中、11人の代表者が所在地の鉄道建設拡大について発言した。盛部長は最後の発言の際に、鉄道の発展が課題に直面していることを認めた。盛部長は会議終了後の記者の質問に、「高速鉄道の建設は中止されていない。鉄道部が交通部に合併されるという改革プランも聞いたことがない」と回答した。京華時報が報じた。
◆高速鉄道の建設中止しておらず
全国人民代表大会代表、北京市委員会専職副主委の毛桂芬氏は6日に開かれた会議の席上で、「広範囲で中止されている高速鉄道プロジェクトにより、毎月10億元(約130億円)の損失が生じている。特に一部プロジェクトの急な中止により、巨額の損失が生じている」と述べた。これまで一部メディアも高速鉄道の建設中止を報じており、「高速鉄道建設の負債比率は60%に達し、建設に遅れが出ている」と指摘する報道もあった。
盛部長は昨日の取材で、「高速鉄道は建設中止しておらず、現在も建設の最中だ。負債比率が建設に影響することもない」と述べた。