中小企業では、衣料品製造販売メーカーのトモス株式会社が今年1月、中国からTシャツを輸入した際、3億円相当の人民元で決済した。
人民元建てクロスボーダー決済の見通しが明るいと感じた商業銀行はどんどん、関連取引を促進する施策を打ち出した。三菱東京UFJは今年2月、100人規模の人民元建て専門貿易決済部門を立ち上げた。みずほコーポレートも今年1月から人民元定期預金サービスを実施し、春から人民元建てクロスボーダー決済業務を日本から欧米諸国及びアジアへと事業展開することを決定した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年3月9日