日本企業の第2次産業移転が始まる 移転先は武漢

日本企業の第2次産業移転が始まる 移転先は武漢。

タグ: 産業移転 移転先 日本企業 武漢  中部地域

発信時間: 2012-03-09 16:10:59 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

昨年の大震災で、日本の多くの機械部品工場が被害を受けた。その影響を受け、武漢にある東風ホンダの工場は2011年4月から主力製品CR-Vを減産し、工場は一時「週休4日」になり、7月にやっと正常に戻った。産業チェーンを脅かされた日本企業は、産業移転を真剣に検討するようになった。

武漢東湖国家高新技術開発区招商局の王意舒副局長は、「実は、日本の機械部品産業はタイにも注目していたが、昨年の水害で多くの企業はその考えを捨て、中国に移した」と明かした。

日本企業は中国への第1次産業移転を行い、多くの資金を中国沿海地域に投じたが、沿海都市の人件費や水道代、電気代などのコストが上昇し続けた。一方、武漢は産業基盤が良好で、市場規模が大きく、物流業も発達しており、日本企業の移転先になり、第2次産業移転が始まった。

ソフトウェア開発アウトソーシングの多くは災害復旧センターやコールセンターで、自然災害が少なく、人件費が安い地域を選ぶ必要がある。武漢は地震がなく水害が起こりにくい地域である。ごみ処理や汚水処理などの省エネ・環境保護産業は日本では技術の高い部類に入り、市場は飽和状態だ。一方、中国の中部地域では資源節約型、環境配慮型の社会の構築が進み、これらの技術を大いに生かすチャンスがある。

 

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年3月9日

 

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