世界の大手情報・メディア企業であるニールセン・カンパニーが9日、北京で2011年第4四半期の中国消費者信頼感指数を発表した。それによると、去年第2、第3四半期の下落を経て、中国の消費者信頼感指数は第4四半期に去年年始のレベルに回復したことがわかった。
調査結果では、2011年第4四半期中国の消費者信頼感指数は108で、前年同期より8ポイント、第3四半期より4ポイント上昇し、世界平均レベルの89を19ポイント上回ったということだ。
また、2010年と比べ、ハイテク製品やファッション、外出、外食、レジャーなど家庭以外の娯楽消費が拡大したほか、中国の消費者の外出やハイテク製品、株投資への支出は世界一となっており、ファッションへの支出はロシアに次いで世界2位となっている。
消費者信頼感指数は100を超える場合はポジティブ、100未満はネガティブを表している。
「中国国際放送局 日本語部」より 2012年3月11日