広東省統計局のデータによると、1-2月の全省分譲住宅の購入予約面積は3153万7500平方メートルに達し、前年同期に比べ37%増だった。しかし、同期の実際の販売面積621万9500平方メートルに比べると、販売率はたった19.7%となった。在庫状況から見ると、2月末現在、全省の分譲住宅在庫面積は3155万6900平方メートルで、前年同期比49.5%増加、ここ10年以来の最高水準となった。
1-2月期、分譲住宅の販売面積は621万9500平方メートルで、前年同期比22.6%減少し、販売額は485億5300万元で、同28.5%の減少となった。販売平均価格は7087元/平方メートルで7.5%下降し、価格が下落傾向にあることを示す。
データから見ると、現在の広東省の不動産開発への投資は依然、急速な増加傾向を保っており、竣工面積と認可済みの販売面積も大幅に増加しているが、一方で実際の販売面積は大幅に減少している。市場は明らかな供給過多の状態にあり、在庫過多による圧力が局部から全体へと広がり、企業の資金圧力が高まっている。