興業銀行と胡潤研究院は3月27日、共同で「2012中国高純資産者消費需要白書」を発表した。それによると、現在中国には個人資産が600万元以上の「高純資産者」(平均年齢は39歳)が270万人存在し、うち、資産が1億元以上の高純資産者(平均年齢は41歳)は約6万3500人に達する。また、高純資産者の85%、億万富豪の90%が子女の海外留学を予定している。新京報が報じた。
今、高純資産者の注目を集めている「キーワード」は、旅行、コレクション、海外留学、ビジネスジェット、ホームドクターなどだ。
EMBAコースなどの研修に参加した高純資産者のうち、7割以上がもう一度参加したいと答えている。人脈の拡大などに役立ったという意見が多かった。
「何かコレクションしているものがある」と回答した高純資産者は6割以上に達し、最も多かったのが腕時計で、他にも古代の書画や陶器、モダンアートなどの芸術品を収集している人もいた。
13%の億万富豪がビジネスジェット購入に意欲的で、ホームドクターを持っているとした人は10%に達した。