最も注目されるのは子女の教育だ。85%の高純資産者が子供を留学させる予定としており、億万富豪に限るとこの割合は90%に達した。うち、66%は小中学校の段階から海外に送り出すことを考慮しているという。
高純資産者が情報を得る手段として最も多かったのは「ネット」で、6割を超えた。最も注目を集める企業家の微博(ミニブログ)トップ5は上から順に李開復氏、王石氏、潘石屹氏、任志強氏、史玉柱氏だった。
高純資産者は毎年の贈答費に15万元を費やしており、年消費額の約10%を占めた。億万富豪に限ると26万元以上で、うちビジネス関係の贈答費が約8割を占めた。
興業銀行と胡潤研究院は2011年10月から2012年1月にかけ、プライベート・バンキングの顧客数十人を訪問取材したほか、全国29都市で個人資産が600万元以上の高純資産者に対するアンケート調査を実施、計878件の有効回答を得た。
「人民網日本語版」2012年3月29日