代表の要望により、これらの小規模な会議は今年も、代表やメディアに公開され、共有範囲を広げることを目指している。また、国際企業のCEOらの興味を惹くために、今年は初めてCEOの非公開会議を開催し、各国からトップレベル企業のCEOを招待し、新たな投資傾向や投資保護主義や保護貿易主義などの企業家が関心を寄せる問題について、面と向かって協議を行い、中国・インド・アメリカなどから経済・投資政策を担当する閣僚級の政府関係者が出席する予定だ。
周氏によると、フォーラムは他にも、関連業界や職域が近く、関心事が似ている来賓のために、カスタマイズされた円卓会議を開催する。このような小規模な活動によって、顔と顔を合わせて、より深い討論を行なうことができるという特徴があり、活発で方向性がはっきりした対話を実現することができ、参加代表らにも評判である。これはフォーラムの今後の重点的な発展の方向性の一つでもある。
博鰲(ボアオ)アジアフォーラムは2002年に最初の年次総会を開催してから10年間、会議の内容と形式面において不断のイノベーションを行なってきた。今では、アジア及び他の関連国家の政財界や学術界のリーダーがアジア及び世界の重要事項について意見交換を行なうハイレベルなプラットフォームとなっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年4月2日