上海・深セン両証券取引所に上場している10社が10日、2012年第1四半期決算を発表し、その多くが増益を実現した。また、3社が中間期の増益を見込んでいる。
増益幅が最も大きいのは超華科技と海螺型材。超華科技の売上高は1億5300万元で前年同期比230.14%増、純利益は1307万1400元で同420.04%増、1株当たり利益(EPS)は0.05元。海螺型材の売上高は7億400万元で同8.50%増、純利益は2833万6200元で同308.47%増、1株当たり利益(EPS)は0.0787元だった。浙江永強、三維工程、夢潔家紡、科大訊飛、上海凱宝はそれぞれ8.04%から40.69%の増益となった。ST梅雁の赤字額は2017万300元で、前年同期よりやや改善が見られた。
錦龍股フェンは、40%の株式を保有する東莞証券が第1四半期に前年同期比で利益が大幅に減少したため、72.17%の減益となった。