エマーソン貿易大臣は、「中豪は共にアジア太平洋地域の重要な国であり、中豪経済・貿易協力を拡大する事はオーストラリアの利益に合致している。豪政府は中国の台頭をチャンスだと考えており、中国ないしアジアとの経済の融合を絶えず発展・促進していくことに努めていくつもりだ。華為技術が入札から排除された件について、オーストラリア側はこの事が、両国関係に影響を及ぼさないことを願っている。今後も、華為技術がオーストラリアで引き続き業務を展開していくことを歓迎し、そのオーストラリア業務がより大きな成長を遂げることを信じている」と述べた。
全国ブロードバンド網(NBN)整備計画の実施を通して、オーストラリアは2017年に世帯やオフィスの93%を光ファイバーで接続することを目指しており、関連投資額は359億豪ドル(約378億米ドル)。豪政府は現在、ブロードバンドの安全面を考慮し、華為技術の計画への参入を拒否したとしている。
「中国証券報」より 2012年4月12日