「ウォール・ストリート・ジャーナル」と米週刊誌「ビジネスウィーク」は、資金面の圧力により、中国の不動産会社は見込んでいた事業利回りを大幅に引き下げたと伝えた。2012年3月の全国主要100都市の不動産価格は前月比0.7%低下。海外では、現在は中国市場に参入する絶好の時期だとの見方もされている。ドイツのファンド管理会社のアナリストは、中国の都市化レベルの発展は不動産に対する硬直的需要が今もあることを裏付けていると分析。
その一方で、政策が中国の不動産価格と不動産会社による投資を抑えつけており、市場はまだ底を打っていないとした。「ウォール・ストリート・ジャーナル」はファンドマネージャーの言葉を引用し、中国の不動産会社はまだ様子見、売り渋りの状態で、2012年下半期まで中国不動産市場には多くの低価格資産が登場するとの見方を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年4月13日