◆A株の予想値に下方修正も
2011年上場企業年次報告書の業績は予想を下回り、今年第1四半期の業績も楽観視できない。投資家は2012年の利益予想の調整を進めている。
一部の証券アナリストは年初、2012年通年のA株企業の利益成長率が18%に達する可能性があると予想していたが、時間の経過に伴い、同数値が10%のみにとどまるとする悲観的な見方も出てきた。投資家が利益予想を下方修正すれば、A株の予想値も下落する恐れがある。
楊氏は、「第1四半期の上場企業の利益が減少しており、この傾向は今後も継続される。上場企業の第1四半期報告書が公表されるに伴い、投資家が2012年の利益予測を修正していくと見られる」と指摘した。
「人民網日本語版」2012年4月13日