中国税関総署が発表した「2012年第15号公告」によると、一部輸入製品の課税価格および税率が昨日より調整された。一部化粧品の課税価格が切り上げられ、一部の電子機器・撮影機器の税率および課税価格が切り下げられた。ノートパソコンの課税価格は、1台当たり1000元(約1万3000円)から、80%減の200元(約2600円)に切り下げられた。京華時報が伝えた。
2007年に改訂された税率と比較して、今回の新規定の調整は一部製品にとどまった。うち化粧品の税率は依然として50%、食品および飲料も10%のままとなった。税率が下がったのは、革製品、撮影機器、コンピュータおよび周辺機器で、それぞれ10-20%減となった。
また税関当局は、一部輸入製品の課税価格を調整した。新規定において、大半の高級健康食品および化粧品の課税価格が大幅に切り上げられた。ツバメの巣の課税価格は、1000グラム当たり1万5000元(約19万5000円)から3万元(約39万円)に、冬虫夏草は1000グラム当たり5万元(約65万円)から10万元(約130万円)に切り上げられた。香水等の化粧品の課税価格も大幅に切り上げられた。香水は1本当たり100元(約1300円)から300元(約3900円)に、美容液の課税価格は150元(約1950円)から300元(約3900円)に、アイクリームは100元(約1300円)から200元(約2600円)に切り上げられた。