<中国証券報>統計によると、現在A株市場上場企業の第1四半期業績予告において、半数以上の企業が赤字になると予想している。マクロ経済の成長が絶えず鈍化する中、企業の収益状況の「冬」は未だに過ぎ去っていないようだ。17日中国証券報が伝えた。
財匯金融分析プラットフォームの統計によると、4月15日現在、A株市場上場企業843社が既に第1四半期の業績予告を発表しており、前年同期と比べ、業績が成長すると予想した企業は380社、残りの454社は業績が下降、赤字或いは赤字額縮小となると予想した。
上場企業に限らず、非国有企業と中小企業が主要対象の中国企業家調査システム報告においても、第1四半期の企業経営状態は前年同期に比べ、萎縮が見られる。受注が減少し、生産販売量と販売価格が低下する一方、企業コストは引き続き上昇し、社会保険関連の費用・税金の負担は依然重く、企業の収益獲得余地の縮小を招いている。