海通証券チーフエコノミストの李迅雷氏によると、8.1%のGDP成長率は予想を下回ったが、3月の発電量は2867億2900万キロワット時に達し、2011年10月以来の最高水準を記録した。また、3月の工業付加価値額伸び率は1-2月期に比べ0.5ポイント上昇し、上昇幅は重工業を上回り、末端需要が安定していることを示す。
国泰君安証券チーフマクロ研究員である姜超氏は「3月の工業増加額成長率は11.9%、うち軽工業・重工業は共に上昇に転じ、発電量・鋼材・非鉄金属・セメント・自動車の1日あたりの生産量は前期に比べ、明らかに回復しており、今後の工業の好調な傾向は変わらない。GDP成長率は前期比で第1四半期に底を打ち、前年同期比では第2四半期にも底を打つだろう」と見ている。
「中国証券報」より 2012年4月16日