アナリストは、「中小民間企業は規模が小さく、格付けが低いため、公募によって債券市場で資金を調達するのは難しい。一方、私募債を購入する投資家は特定の投資機関で、発行人は自身の融資ニーズに基づいて資金の用途、期限、保証、格付けなどを投資家と話し合って決めることができる」と話した。
今年に入って、関係部門が債券市場の革新に積極的に取り組んでいる。銀行間市場で初めての民間企業私募債が発行されるのに続き、現在取引所債券市場における中小企業私募債の発行についても検討されている。債券市場の革新は、中小民間企業の融資難という金融環境の改善にプラスとなる。編集担当:陳建民
「中国証券報」より 2012年4月13日