中国南車股份有限公司によれば、中国南車と香港鉄路有限公司は、先日、香港で正式に総額13.6億元の時速350キロ高速列車の売買契約を締結した。これは中国本土の高速列車が始めて香港に販売された契約である。
中国南車は香港鉄路有限公司に提供する高速気動車ユニットのために、CRH380A型高速気動車ユニットのプラットフォーム上で香港鉄路に合わせたカスタマイズを行う予定だ。安全性、信頼性、経済性、快適性などの本来の特色ある技術を維持しながら、列車の衝撃対応性、防火性、電磁環境適合性などの性能を更に向上させる。8両編成で、時速350キロで走行可能だ。
広州・深セン・香港高速鉄道の香港区間は、香港鉄路有限公司が計画を担当しており、このプロジェクトは2007年7月にフィージビリティレポートを完成、2008年4月に初期設計に着手、2012年3月に車両入札を終え、2013年に車両引渡し、2015年には各種調整を終え、試運転、開通を目指している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年4月18日