3月5日午後、铁道部の盛光祖部長は取材に答え、高速鉄道関連企業の中国南車公司「豪華車両」問題に対し「われわれは南車公司にこの豪華車両問題についてメディアに回答するよう要請した」ことを明かした。
当日午後2時40分ころ、盛部長は西藏(チベット)代表団の宿泊所で西藏代表団の政府活動報告の審議に参加、その場で取材に答えた。
これに先立って雑誌《新世纪週刊》には、南車公司の発注書が公開された。これによれば、一部の車両のトイレには、自動シンク7万2395元(約93万円)、大理石洗面台2万6000元(約34万円)、自動水栓1万2800元(約16万円)、トイレットペーパーホルダー1125元(約1万4000円)と、合計で30万から40万元(約500万円)かかっている。1万元(約12万円)の15インチ液晶ディスプレイ、2万2000元(約28万円)の1人用椅子、6万8000元(約88万円)の冷藏ショーケース……これらすべてが車両用であることから「豪華車両」と呼ばれている。
盛部長は、南車公司は鉄道部傘下企業ではないと南車公司に直接取材するようにいっているが、鉄道部はこの件について南車公司にコメントを促している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年3月6日