中国鉄建十四局集団五公司の鉄道レール敷設用機械が6日午後、広西チワン族自治区欽州市皇馬工業区に1本目のレールを敷設した。これにより、広西チワン族自治区初の高速鉄道(南寧?欽州の鉄道拡張プロジェクト)がレール敷設段階に入った。中国南西部で最も利便性の高い、海を跨ぐ鉄道の開通が待たれる。
広西沿海鉄道は北部湾地区に位置し、内陸と北部湾地区(欽州、北海、防城港の3大港を含む)を結ぶ主要鉄道となる。南寧?欽州区間は全長が98.79キロメートルで、投資総額が97億6000万元(約1170億円)にのぼる。
広西沿海鉄道の拡張プロジェクトが竣工すると、南寧、欽州、北海、防城港の4市の間で、「1時間都市経済圏」が形成される。同時に、鉄道の年間輸送能力も2500万トンから2億1500万トン超まで増強され、北部湾経済区の鉄道輸送圧力が大幅に緩和される。これにより中国南西部で、利便性の高い海を跨ぐ鉄道が開通されることとなる。
「人民網日本語版」2011年11月7日