中国最大の海洋石油開発企業、中国海洋石油有限公司(中海油)は、渤海に近年で最大規模となる油田を発見したと発表した。
中海油は17日、2010年に渤海で発見した「蓬莱9-1」含油ガス構造の評価作業を終え、「蓬莱9-1」が大型油田であることが実証されたと発表した。同地域は渤海で近年発見された油田で最大規模となる。「蓬莱9-1」は渤海東部海域の西北にある盛り上がった部分に位置し、平均水深は約25メートルである。うち、蓬莱9-1-5には厚さ200メートルあまりのガス層があり、1日当たりの原油生産量は約700バレルと評価された。