国際有機農業運動連盟(IFOAM)は18日、関連イベントの開幕式で「2012世界有機農業年鑑」を発表し、国内外の専門家らと中国有機産業について議論した。中国新聞社が報じた。
同年鑑は160カ国の有機農業データを収集し、分析を行った。データによると、有機方式により管理されている世界の農業用地は3700万ヘクタール以上に達し、有機農業を手がける農家は160万戸以上に達する。世界の2010年の有機食品・飲料の売上高は、590億ドル(約4兆9000億円)に達した。有機農業用地の面積が最大の国家はオーストラリア(1200万ヘクタール)で、アルゼンチンが2位に、米国が3位につけた。