中国電子情報産業発展研究院の羅文院長は23日、「モノのインターネット(internet of things=iot)関連技術の研究開発と産業の発展に伴い、今後3年の中国のモノのインターネット市場の成長率は30%以上を維持し、2013年の市場規模は4896億元に達する見込み」と述べた。
中国及び欧米先進諸国のモノのインターネット分野での技術交流を促進するため、中国電子情報産業研究院は23日、CCID(賽迪集団)「国際モノのインターネット技術発展促進センター」を設立した。国際的なモノのインターネットの技術とソリューションの応用を普及し、モノのインターネット産業チェーンの川上・川下産業の交流と連携を強化し、海外から導入した技術やソリューションの信頼性と安全性を保障し、技術基準の研究を促進することを目的としている。
CCID「国際モノのインターネット技術発展促進センター」の共同設立者はIBM中国研究院である。IBM中国研究院の李実恭院長は「IBM中国研究院は国際的な技術を中国に持ち込むと同時に、中国の先進的なモノのインターネットの技術を世界に押し広めることを目指す」と述べた。
「中国証券報」より 2012年4月24日