東日本大震災から1年以上が経ち、日本経済もようやく回復に向かおうとしている。こうした中、中国に拠点を置く日系の自動車、電子機器、食品メーカを取材した。日本経済が危機からどう這い上がろうとしているのか?中国国内企業の今後の対策に備えて欲しいと思う。
電機産業
現状:企業戦略ミスが好機を逃す
日本の電機メーカーはかつて世界を席巻した。しかし日本のメディアが行った調査によると、日本人に最も人気があるブランドは「アップル」だ。アップルとサムスンの挑戦、昨年の震災が不振の主因だが、それ以外にも問題点はある。日本企業内部の問題だ。
ある日本の電機メーカーで従事して10年余りになる中国人社員の陳莉さんは記者の取材に対し、この数年の日本企業の戦略的対応がどんどん鈍くなっていると話す。