また、1―3月の個人所得税収入は前年同期比6.2%減、伸び率が2011年同期を43.2ポイント下回った。不動産関連税収入の伸び率も大幅に縮小した。1―3月の不動産取得税(契税)は同13.6%減の伸び率41.1ポイント縮小、不動産営業税は同17.5%減の伸び率45.8ポイント縮小となり、土地増値税は同4.5%増の伸び率108.4ポイント縮小となった。
財政部税政司は、第1四半期の税収伸び率が縮小した主な要因として、経済成長率が低下したことが、経済指標と密接に関係する各税目の伸び率の鈍化を招いたと指摘する。また、構造的減税政策の実施も、関連税目の税収の減少につながったという。
「中国証券報」より 2012年4月25日