『計画』では、「十二・五」期間中、中国の輸出入商品の構成の更なる合理化を図ることも提起された。中でも、労働密集型製品の付加価値を更に引き上げること、自主ブランドと知的財産権を保有する製品、大型プラントの輸出製品における比率を著しく引き上げること、先進的技術、コア部品、国内で不足している資源、省エネ・環境保護関連製品の輸入比率を更に引き上げること、消費品輸入の適度な拡大がメインとなっている。
『計画』ではまた、2015年までに、中部・西部地域の輸出入額が中国貿易総額に占める割合を5%引き上げ、15%にするという目標が打ち出された。
『計画』によると、今後数年で、中国貿易分野の国際競争力は著しく増強する。技術、ブランド、品質、サービスを中心とした競争優位の形成が加速すること、多くの世界での資源統合能力を持つ多国籍企業を育成することを目指す。
「中国証券報」より 2012年4月27日