中国のシリコンバレーと呼ばれる北京中関村ソフトウェアパークや上海浦東ソフトウェアパーク、成都天府ソフトウェアパークなど中国の75カ所のソフトウェアパークからなる「中国ソフトウェアパーク発展聯盟」が5日、設立された。これらソフトウェアパークの生産額は中国全土のソフトウェア産業の60%以上を占めている。人民日報傘下の経済紙「国際金融報」が報じた。
同日開催された設立を記念する大会では、75カ所のソフトウェアパークの代表が共同で、「中国ソフトウェアパーク発展聯盟規約(草案)」を審議・決定。さらに同聯盟の第一回理事会の会長を務める企業として、上海浦東ソフトウェアパーク股分有限公司が選出された。
同聯盟は今後、政府と協力し、ソフトウェアや情報サービス業界の発展に関する戦略や計画、政策を制定し、各パーク間やパークと政府・企業間の交流、連携プラットホームなどを構築することで、ソフトウェアパークの建設や運営経験を推進し、ソフトウェアパークの継続的な発展を実現したい考え。
「人民網日本語版」2012年5月7日