5月7日、中国工業情報化部は『軌道交通設備産業「十二・五(2011-2015年)」発展計画』(以下『計画』)を発表した。『計画』によると、2015年には、軌道交通設備産業の年間売上高は4000億元を超え、1年あたりの成長率は10%となり、「十一・五」期間(2006―2010年)の31.9%と比べ、大幅に引き下げられる。8日付中国証券報が伝えた。
『計画』は、「十二・五」期間中、中国の動力ユニットの需要量は約1000台以上、高出力交流駆動方式貨物運送電力機関車とディーゼル機関車の需要量は約5000台以上となり、客貨車、通信信号、大型メンテナンス装置などの設備にも比較的大規模な市場の需要があることを指摘した。
『計画』では、2020年までに、中国の軌道交通設備産業の年間売上高は6500億円を超えると見込まれ、研究開発への投資が売上高に占める割合は6%を超え、基準及び品質保証制度は国際的基準と完全に連動するものであり、グローバル化の発展を実現し、産業全体の水準が世界最先端に仲間入りできるよう努めることを打ち出した。