評論:中国自主ブランド車は白物家電に学ぶべき

評論:中国自主ブランド車は白物家電に学ぶべき。

タグ: 自主ブランド車 モーターショー 中国自動車市場 白物家電 

発信時間: 2012-05-09 14:52:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

調査によると、中国自動車市場は現在、買い替えのピークに入っているという。10年前に購入した顧客が、車を買い替える時期に入っているのだ。買い替えを検討している顧客は、以前より高給で豪華な車を買いたいと考えている。この2年の高級車販売量の急増が、それを裏付けている。同時に合資ブランドも、価格面やチャネル面で下振れを起こしており、中級以下を中心とする自主ブランドのテリトリーを浸食しつつある。買い替え需要にせよ合資ブランドの下振れにせよ、自主ブランドが逼迫している根本的な原因は、彼ら自身の基礎が固まっていないことにある。

自主ブランドが一貫して進歩を遂げてきているのは否定できない事実だ。しかしこの進歩は時系列(縦)でみた彼ら自身の進歩であり、競争相手(横)との比較でみた進歩ではない。先端的なメーカーとの距離の差を見ずに、取るに足りない「進歩」で喜んで浮き足立っているのはきわめて危険な態度といえる。そしてその危険性はすでに足もとまで来ている。このような事態に直面して、中国自主ブランド車メーカーが携帯業界の轍を踏むのではないかとの懸念の声が業界内でも高まっている。かつて中国ブランド携帯が市場の半分を占めたことがあった。

 

 

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