中国国際金融有限公司(中金公司、CICC)の子会社である中国国際金融香港資産管理有限公司とSloane Robinsonは9日、双方は中華圏を投資対象とするヘッジファンドの開発・管理・代理販売を提携して行なうことに合意したと発表した。10日付中国証券報が伝えた。
同ヘッジファンドはストラドル投資戦略を採用し、中華圏市場の反転上昇による利益を狙うことを目的とし、同時に市場変動のリスクの軽減を図る。Sloane Robinsonは1993年にロンドンで設立、顧客と共同経営者のために資産の絶対的回収を追求する会社である。同社は60人を超える社員を抱え、管理資産は37億米ドル、各地域の株式への投資、特にアジア及び新興市場への投資を扱っている。
「中国証券報」より 2012年5月10日