中国証券報の記者は、証券市場で注目を集めている借り換え業務は一貫して緊密な準備が進められてきており、今週末、各証券会社のデータ申告システムの開発とテスト作業が終了し、来週には、25社の融資・証券ローンモデル証券会社が借り換え業務の全システムネットワークテストを実施するとの情報を得た。17日付中国証券報が伝えた。
証券会社関係者は「全システムネットワークテストは借り換え業務が安定して開始するための肝心なステップである。2010年に正式に融資・証券ローン業務を開始する前、監督・管理層は11社のモデル証券会社を集め、融資・証券ローン業務のネットワークテストを実施した。最後のテストが終了した2カ月後には融資・証券ローンの試作が正式に打ち出された。このように、この度の借り換えネットワークテストが順調に終われば、借り換え業務を展開する技術的な問題は基本的にはクリアとなり、実際に実現するのに長くかからないだろう」と指摘する。
2011年末以降、証券金融会社は証券会社と証券金融会社、上海・深セン取引所間での技術テストを幾度と無く実施しており、4月には85社の証券会社を北京に集め、検査・測定システムのインタフェース仕様の研修を行なった。前期テストに基づいて来週から展開されるネットワークテストには初めて、証券金融会社、取引所、証券会社、ファンドなどの各参加機関が組み込まれる。
「中国証券報」より 2012年5月17日