中国財政部が発表した直近のデータによると、1-4月の全国国有企業・国有持ち株企業の営業収入および納税額が、前年同期比で増加した。利益総額は3カ月連続で前年同期を下回ったが、減少率は低下した。
1-4月における国有企業の営業収入は、前年同期比12.4%増の12兆7160億1000万元に達し、4月の営業収入は前月比5.6%減となった。国有企業の利益総額は、前年同期比8.6%減の6690億1000万元に達し、4月の利益総額は前月比0.5%減となった。
主要業界の利益状況を見ていくと、1-4月に前年同期比で大幅増となった業界は、タバコ業界、自動車業界、商業貿易業界、郵便・電信業界等であった。前年同期比で大幅減となった業界は、交通業界、化学工業、建材業界、非鉄金属業界等であった。
営業収入を見ると、国有企業の1-4月の営業収入は、前年同期比12.4%増の12兆7160億1000万元に達し、4月の営業収入は前月比5.6%減となった。うち中央企業(中央管理企業、部門所属企業を含む)の営業収入は、前年同期比12.6%増の7兆9853億6000万元に達し、4月の営業収入は前月比7.1%減となった。
統計によると、国有企業の1-4月の納税額は、前年同期比16.9%増の1兆2389億9000万元に達し、4月の納税額は前月比1.3%増となった。うち中央企業の納税額は、前年同期比19.7%増の9404億6000万元に達し、前月比31.8%増となった。(編集YF)
「人民網日本語版」2012年5月18日